イメージ 1汚染水拡散「最初は南北沿岸」…仏が予測
 
 福島第一原子力発電所から、高濃度の放射性物質を含む水が海に流れ出している問題で、放射性物質の拡散は方向によって大きな差があり、最初は沿岸を南北に広がり、東西にはすぐに広がらないことが、仏国立科学研究センターなどの計算でわかった。
 
 政府は
 
「放射性物質は拡散して薄まる」
 
と強調しているが、海域ごとに注意深く監視していく必要がありそうだ。
 
イメージ 2 仏グループは国際原子力機関(IAEA)の要請を受け、福島県沖の海底地形や潮流、水温、塩分濃度をもとに拡散を予測。
 
公表された動画では、同原発から海に出た放射性物質が沿岸に沿って南北に広がった後、北側の仙台湾から東西に拡散していく様子がわかる。
 
(2011年4月5日14時39分  読売新聞)
 
 
 
 
 
 新たに放射性セシウムで基準超え=北茨城沖のコウナゴで
 
 茨城県の漁協関係者らは5日、同県北茨城市沖で捕れた小魚「コウナゴ」から、1キロ当たり526ベクレルと暫定規制値(500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。(時事2011/04/05-15:45)