2016年06月30日 特権エリートにうんざり、英国民が翻した反旗 クリス・パッテンは×だね!無能な男であるにもかかわらず無知な民衆を侮蔑する。散々と金儲けと名誉を得て現在はオックスフォード大学総長という。純粋なイギリス人ではないのではないか? 特権エリートに英国民が翻した反旗、イギリス人として投票直後に考えたこと 2016年06月28日(火)15時45分 newsweekjapan.jp Edge of Europe| コリン・ジョイス <EU残留派、離脱派の双方の意見は大きく食い違っていた。 離脱派はロンドンのエリート層に対して怒りをおぼえ、彼らに指示されるのはお断りだと考えていた> イギリスのデービッド・キャメロン首相が2013年に、次回総選挙で自身の率いる保守党が勝利すれば、イギリスのEUからの離脱(ブレグジット)の是非を問う国民投票を行うと約束したとき、僕は単純明快にこう思った。 本当にそんなことをすれば国民は離脱に投票するに違いない、と。 EUはいいものだと言うイギリス人を、僕はほとんど見たことがない。むしろEUへの怒りや批判の声が大半だった。 もちろん僕はジャーナリストとして、反対の「残留派」の意見をあえて聞く必要があった。探してみれば、残留派はけっこうちゃんといた。 EUにまあまあ乗り気、という人もいるにはいたが、もっと多かったのは「概して」「仕方なく」「知った悪魔だから」EU残留のほうにしておこう、という声だった。 印象的だったのは、ロンドンの人々(「残留派」)はエセックス州(僕の住んでいるところだ)の住人とはとても違う意見を言うことだった。 どちらが正しくてどちらが間違っているとか言うつもりはない。 ただ、双方の見方が大きく異なっていたということを言いたいのだ。議論を交わしたり相手の意見に影響を与えたりする共通基盤がほとんどないから、結局は話し合いは通用せず、どちらの人数が多いか、で競うことになる。 残留派は自分たちの考えが言うまでもなく正しいと考えがちだった。 同意見の人とばかり付き合っており、離脱派に正しいことを教えてやりたいのは山々だが彼らを説得する方法が分からないと考えていた。 一方の離脱派は、そうした「都会派エリート」に怒りをおぼえ、彼らに指示されるのなんかお断りだと思っていた。 もう何年も前の話だが、EUで働く僕の友人が言っていたことがあった。 イギリスがもしも単一通貨ユーロに参加したら、それによってイギリスが受ける経済的恩恵は、主権を犠牲にする損失を補って余りあるだろう、と。あのとき僕は、 「イギリス国民はそんな事態は決して受け入れないだろう」 としか考えられなかったから、無言で彼が話すに任せていた。イギリスはもちろん、ユーロには加わらなかった。でもこの友人の言葉で、ユーロを歓迎する人々は夢の国に住んでいるんだな、と僕は思った。 国民投票に向けたキャンペーン期間中、僕の確信は揺らいだ。 ほとんどの体制派は国民に残留を呼び掛けていたし、面白いことにオバマや安倍まで口出ししてきた。 離脱したらヤバイぞ――ことあるごとにそう言い聞かせられたものだった。 おまけに世論調査は、かろうじて残留が優勢だろうと伝えていた。 市場ですら残留を見込んでいた。だから僕は結局のところ、現状維持になるのだろうと考えだした。 ところが、僕の最初の直感は当たってしまった。 歴史に残る投票 EUの歴史を振り返っても、これほど度肝を抜く投票はあまりない。思いつくのは、EU憲法批准を拒否した2005年のフランスの国民投票くらいだ。でもそれだって、開票の前には薄々結果が分かっていたし、いずれにしろEU憲法はブリュッセルでの駆け引きの果てに立ち消えになった。 イギリスの歴史に限定するなら、僕が考えつくのは1945年の選挙だ。 ウィンストン・チャーチル首相は絶頂期にあった。 ナチスを打ち負かして第二次大戦を勝利に導いたことで、国民からあふれんばかりの称賛を受けるはずの、並はずれた男だった。 ところが、イギリスの有権者は静かにこの国の方向性を決め、チャーチルに背を向けた。 福祉の充実を訴えた労働党が地滑り的な勝利をおさめ、福祉国家としての新たなイギリスが誕生したのだ。 選挙戦と階級と民主主義 今回の国民投票に向けたキャンペーンは、不愉快な選挙戦だった。残留派、離脱派どちらもほめられたものではなく、双方が大げさな主張をして相手を侮辱した。 1つの事例を取り上げるのはフェアじゃないかもしれないけれど、ガーディアン紙に掲載されたクリス・パッテンChris Pattenの記事は、特に腹が立った。 パッテンは国民投票を実施すること自体がひどいアイデアだと書いた( 「粗野なポピュリストの道具だ」 「議会制民主主義への脅威だ」 「次は何だ? 死刑制度の是非を問う国民投票か?」 といった具合だ)。そして、反EU派の意見を 「外国人嫌いの不快なイングランド的ナショナリズム」 だと言ってみせた。 パッテンは1992年の総選挙で国会議員の職を去るまで、公人として比類なきキャリアを築いていた。 返還前の香港で最後の総督を務め、欧州委員会委員(素晴らしきブリュッセルの権力者の1人だ)として勤務し、BBCの監督機関であるBBCトラストの会長に就き、貴族院の議員を務めた。 これらの役職全てが、権力(いくつかはとんでもなく強い権力だ)と名声と豪勢な生活(高給と恵まれた「特権」)を彼に与えてきた。そしてそのどれも、選挙不要で就くことができた役職だ。 彼は今、オックスフォード大学総長を務めている。 少なくともこの職に就くためには、選挙で選ばれる必要があった。それでも投票できるのはオックスフォード大学卒業生だけ。「エリートのお仲間」による選挙だ。 だから僕は、イギリスが今まさに直面する最重要問題について一般国民が投票で意思表示をすることすらパッテンが認めないのは、あまりにひど過ぎる話だと思った。 それはつまり、彼や彼の同類たちは、僕たち国民にとって何が最良なのかは、国民でなく彼らが決めるべきだと考えているということだ。 記事を読んだとき、僕はムカついた。 でも思い返せば、僕はパッテン卿が率直に胸の内を明かしたことを称賛すべきだった。 まさにイギリス国民は、そんなお高くとまった国民蔑視に、反旗を翻したのだ。
2016年06月30日 空自の新型輸送機「C2」、航続距離4倍へ Chinaさん無法な領海、領空侵犯ありがとう。様々な威嚇のお陰で日本の防衛技術は深化します。「C2」を爆撃機にするとかなり脅威は増すであろう。お馬鹿な野党の反対など無視して超大型輸送機をもっと作りましょう。 空自の新型輸送機「C2」初号機を納入 南西諸島の防衛力強化 2016.6.30 11:59更新 産経 航空自衛隊が配備する次期主力輸送機「C2」の量産初号機の納入式が30日、開発を担当する川崎重工業の岐阜工場(岐阜県各務原市)で行われた。 平成30年度までに8機が空自に引き渡される予定。高い輸送能力を備えるC2の配備により、南西諸島の防衛力強化や海外派遣任務への迅速対応が期待される。 C2は現在の主力輸送機「C1」の後継機で、全長と全幅が約44メートル、全高約14メートル。C1に比べ4倍近い約30トンの貨物を搭載可能で、「機動戦闘車」や「輸送防護車」など大型装備も空輸できる。 航続距離も約4倍の約6500キロに伸びる。 mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/results/22/.../03.pdf 川崎C-2輸送機は世界一か? 長距離小型の特異な輸送機 thutmose.blog.jp/archives/56781431 自衛隊の新型輸送機C2がメディアに公開され、16年度から配備される予定です。 輸送機としては小型なのに航続距離だけが長いという、世界的に異色な構成になっています。 実は高性能ではないC-2輸送機 3月15日、航空自衛隊は新型輸送機C2試作機の、XC2の飛行などを岐阜基地で公開しました。 C2輸送機は、今までのC1輸送機に比べて搭載重量が増え、航続距離も大幅に伸びました。 開発費の総額は2600億円で、1機当たりの調達コストは200億円と予想されています。 C-2の搭載量は約30トンで、C-1の8㌧、C-130Jの19㌧よりもかなり大きい。 12トン搭載で6500キロを飛行でき、このクラスの輸送機としては世界最高の航続距離を持っている。 そしてこれが同時に最大の欠点で、日本が大型国産輸送機に2の足を踏んできた理由でもありました。 米軍のC-17輸送機は1機250億円で、積載量77トンなので、積載量10t当たり約32億円になります。 C-2輸送機は1機200億円で、積載量30トンなので、積載量10t当たり約66億円と性能比で2倍も割高です。 C-17は279機生産され、C-2は30機を予定しているので、予定生産機数は10倍近い。 おそらくC-2も200機生産すれば1機当たりの価格は半分か3分の1になるでしょうが、その予定はありません。 自衛隊の物資輸送能力を高める観点からは、アメリカからC-17輸送機を購入したほうが得策でした。 強引ともいえる手法で国産輸送機開発を決断したのは森嘉朗首相で、彼には国産旅客機と国産戦闘機開発の野心もあった。 また小さすぎる輸送機を作った日本 2000年4月に小渕恵三首相が急逝し「神のお告げ」によって森嘉朗氏が首相に就任しました。 森首相は航空機産業の復活を国策として掲げ、国産戦闘機、国産旅客機、国産哨戒機、国産輸送機の計画を次々に準備させました。 森首相は1年後に退陣したが、同じ森派の小泉首相に計画は引き継がれ、安倍首相、福田首相、麻生首相にも引き継がれた。 2008年に民主党政権に交替し「仕分け作業」を始めたが、その時には計画が進みすぎて止められなくなっていました。 もしもっと早い段階で民主政権に交替していたら、これらの計画は間違いなく「仕分け」され廃止になったでしょう。 国産戦闘機はATD-X、哨戒機はP-1、輸送機はC-2、旅客機はMRJとそれぞれ計画が実現しようとしています。 航続距離は6500キロだが、この距離を飛行するには12トンしか積載する事ができません。 最大積載量は30トンだが、重いものを積むと燃料を少ししか搭載できず、燃費も悪化するので飛行距離は短くなります。 陸上自衛隊の10式戦車は、分解すると30トンくらいかも知れませんが、C-2で輸送は難しいでしょう。 96式装輪装甲車は14.5tなので積載できるが、機動戦闘車は26tなので分解しないと輸送は難しい。 89式装甲戦闘車26.5t、水陸両用車は26tなどC-2で運ぶには不自由なのが分かる。 アメリカ軍のC-17輸送機は最大77トンなので、主力戦車M1エイブラムス63t(フル装備)を分解せずに輸送できる。 米軍の輸送機は戦車を運べるようにしてあるが、日本の輸送機は野党の反対で性能を落としている。 自衛隊の海外派遣が容易になる どうせ作るなら50トン以上輸送できるようにするべきだったが、また毎度お馴染みの野党の批判で小型化を余儀なくされています。 C-2の前のC-1輸送機、あるいは陸自の大型ヘリ調達でも、社会党や民主党のような政党が、性能を落すよう圧力を掛けました。 「戦車を輸送できる輸送機など憲法違反だ。絶対に許さない」 と反対し、いつも日本は性能を意図的に落としてきました。 C-2ももう少し積載量を大きくすべきだったのに、野党の反対で大型装甲車を運べないようにしてしまいました。 とはいえ、C-1より大幅に航続距離が伸びた事で、インド洋やアフリカに自衛隊を派遣し易くなります。 将来的により大型のC-17輸送機を導入するかも知れないが、自衛隊の海外派遣能力が大幅に向上するのは事実です。
2016年06月30日 Brexitで身動きできないFRB 米、年内利下げの可能性浮上 FOMC、英EU離脱で身動きできず 2016.6.30 05:00 SankeiBiz 英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利したことを受け、米国が年内に利下げを行う可能性が急浮上している。 政策金利の方向性について、米連邦公開市場委員会(FOMC)自体よりも的確に予想してきた市場関係者はここに来て、今後のFOMCでは利上げより利下げが決定される可能性が高いと想定し始めている。 市場予想では、2018年初めまでは、利上げ確率は50%以下にとどまっており、18年10~12月期になるまで利上げを完全には織り込んでいない。 米政策金利見通しが大きく変化したのは、英国のEU離脱決定後に世界の株式・商品相場が急落し、国債とドルが急上昇したことが背景にある。 こうした動きは米国の金融情勢を引き締め、インフレ期待を低下させ世界の成長見通しを曇らせた。 BMOキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、アーロン・コーリ氏は 「市場は向こう数カ月の米利下げについて少なからぬ確率を織り込みつつある。FOMCは現時点で身動きできない状況にあるため市場は17年半ばまで実際に金利が引き上げられる可能性を織り込み始めてもいない」 と付け加えた。 市場予想の通りになれば、1998年の再現となる。この年、グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長率いるFOMCは、市場の混乱への対応として9月に利下げを開始。利上げを再開したのは翌99年の6月からだった。ハイ・フリークエンシー・エコノミクス(HFE)の米国担当チーフエコノミスト、ジム・オサリバン氏は 「状況を考えると、今後1、2カ月中は利上げよりも利下げの可能性の方が高いという考えは理にかなっている。しかし利下げに踏み切ると、逆戻りが始まってしまう」 と述べた。 イエレンFRB議長は今週、ポルトガルで開催される欧州中央銀行(ECB)主催のフォーラムへの参加を取りやめた。 このことから、英国民投票後に金融市場が混乱する中で、米金融当局が強い警戒感を持っていることが示唆される。 イーグル・アセット・マネジメントの債券ディレクター、ジェームズ・キャンプ氏は 「今すぐFRBから何らかの対応を引き出すことはできない。FRBはこれ以上の引き締めも、現在のドル高が続くことも確実に望んでいない」 と分析した。パウエル米FRB理事は28日、 「英国民投票でのEU離脱の選択を受けドルが上昇して株価は下げ、信用スプレッドは拡大した」 と指摘。 「これらを合わせると、金融情勢はやや引き締まったことになる。米金融当局者がFF金利の長期的な予想を3%としているのは高すぎるかもしれない」 との見解を示した。 (ブルームバーグ Liz Capo McCormick)
2016年06月30日 キキョウ、晴れ間の彩り 天得院 キキョウ、晴れ間の彩り 京都・天得院 2016年06月26日 22時50分 京都新聞 京都市東山区の東福寺塔頭・天得院で、キキョウが見頃を迎えている。 連日の雨で深みを増した緑のスギゴケの庭園に紫や白色の花が彩りを添えている。 同院の寺紋がキキョウで、安土桃山時代に作られた枯れ山水の庭園約110平方メートルに、約300本が植えられている。 開花に合わせて、7月10日まで特別拝観を行っている。 同院は 「縁側に腰を下ろして眺めてもらい、心を癒やしてもらえれば」 としている。 富山県南砺市から来た主婦河合栄子さん(63)は「街中で植えられているものと比べてサイズが大きく、しっかりしている印象。コケによく映えている」と話していた。 午前10時~午後4時。拝観料が必要。