米空母、長崎沖を航行 日本海へ移動、海自と訓練
2017年4月29日 10時22分 中日新聞
海上自衛隊の護衛艦と共同訓練を行っている米原子力空母カール・ビンソンが29日午前、長崎県沖を航行していることが分かった。
北朝鮮のミサイル発射をけん制するため同日中に対馬海峡を抜け、海自艦とともに日本海に入るとみられる。防衛省幹部が明らかにした。
北朝鮮は同日午前5時半ごろに弾道ミサイルを発射し、北朝鮮内陸部に落下したとみられる。
カール・ビンソンは日本海で海自との共同訓練を実施した後、韓国海軍と訓練する見通し。
カール・ビンソンを中心とする空母打撃群と海自の訓練は23日からフィリピン海で実施。陣形を整える戦術運動や通信訓練を行いながら日本海に近づいている。
(共同)