2017年05月

EU「パスタ代わりにしらたき食べる」健康志向で需要増 群馬県産農畜産物輸出額が1.2倍、過去最高額に
 
2017.5.31 18:12 Sankei
 
平成28年度の県産農畜産物の輸出額が9億8880万円となり、27年度実績(8億4629万円)の約1・2倍で、過去最高額となったことが県のまとめでわかった。
 
県ぐんまブランド推進課によると、海外での和食人気、健康志向の高まりなどから、特に欧州連合(EU)や香港向けの和牛、こんにゃく製品が増加し、全体を押し上げた。
 
 品目別にみると、
 
牛肉6億9397万円(前年度比14%増)
▽こんにゃくや麺類などの農産加工品2億6750万円(同17%増)
▽青果物943万円(同17%増)
 
-など。
 
日本庭園などに使う植木は28年度に初めて中国に輸出し、1611万円だった。
 
 農産加工品については、主力のこんにゃく製品が安価な中国産と激しい競争にさらされているが、品質の良さなどをアピールしてきたほか、海外での健康志向の高まりから
 
「しらたきをパスタの代わりに食べる」
 
(同課)といったスタイルも認知されてきており、それが輸出増を後押しした。
 
 同課は引き続き、「国内商談会などへの出展支援や、輸出促進セミナーを開催するなどし、輸出取引拡大の支援をしていく」としている。

 

イメージ 2G7サミット開幕、各国首脳が一堂に 伊タオルミナ
 
2017年05月26日 22:32
 
 【5月26日 AFP】
 
イタリア南部シチリア(Sicily)島のタオルミナ(Taormina)で26日、先進7か国(G7)首脳会議(サミット)が開幕し、各国首脳が一堂に会した。
 
 貿易や気候変動に関する意見の相違の他、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の周辺では新たな摩擦が生じており、イスラム過激派による攻撃に対して結束を示せるかどうか懸念されている。
 
(c)AFP
 
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ホワイトハウス丸ごと中東へ
 
gendai.ismedia.jp
 
5月20日のドナルド・トランプ米大統領の初外遊先がサウジアラビアであったことは、日本ではその詳細が報じられなかったが、世界の外交コミュニティで大きな話題となった。
 
 米外交史上のなかでも異例と言っていいほどの出来事だった。まず大統領の随員。
 
ホワイトハウスから
 
ラインス・プリ-バス大統領首席補佐官
ジャレッド・クシュナー大統領上級顧問=イバンカ・トランプ大統領補佐官夫妻、
ゲイリー・コーン大統領補佐官(経済担当)、
ステファン・ミラー大統領補佐官(政治担当)、
スティーブン・バノン大統領首席戦略官、そして主要閣僚の
レックス・ティラーソン国務長官
ウィルバー・ロス商務長官
 
らである。
 
トランプ政権のオールスターキャストだ。
 
ホワイトハウス留守役のマイク・ペンス副大統領と、ヒューバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)、ジェームズ・マティス国防長官スティーブン・ムニューチン財務長官がワシントンに残っただけ。
 
そのマティス国防長官も25日にベルギーの首都ブリュッセルで開かれたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議のトランプ大統領出席に合わせて現地で合流している。
 
プリーバス大統領首席補佐官は、日本で言えば菅義偉官房長官に当たる人物であり、安倍晋三首相外遊に菅官房長官が同行することは我が国ではあり得ない。
 
閣僚級の大統領補佐官以外にも、国家安全保障会議(NSC)ナンバー2であるディナ・パウエル大統領次席補佐官(国家安全保障担当)、大統領のシェルパ(個人代表)であるケネス・ジャスター大統領次席補佐官(国際経済担当)、アレクッス・グレイ大統領次席補佐官(通商担当)らも同行した。
 
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ホワイトハウス丸ごとの大統領外遊である。
 
 サウジで何を?

最初の訪問国をサウジアラビアにする兆しは、実は1月のトランプ政権発足前からあった。
 
ユダヤ系米国人である娘婿のクシュナー氏は、昨年の大統領選最終盤の10月頃からサウジアラビアのサルマン国王の息子であり、同国の脱石油政策・国内改革の推進者であるムハンマド副皇太子(国防相・31歳)の実弟で、当時駐米サウジ大使館顧問のアルワリード王子(現駐米大使・28歳)と接触を繰り返していた。
 
2016年9月4日、ムハンマド副皇太子が中国・杭州で開催された主要20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)で「サウジ・ビジョン2030」を発表した直後から、当時のトランプ陣営との接触が始まったのだ。
 
まるで11月8日の大統領選でトランプ共和党候補が勝利することを承知していたかのように。
 
その後、ソフトバンク・グループの孫正義社長が同ビジョンに呼応する形でサウジと組んだ「10兆円ファンド」構想を発表、アルワリード王子がパレスチナのインティファーダ(一斉蜂起)運動に関してイスラエル支持を表明、OPEC(石油輸出国機構)が裏面でのサウジアラビアとロシアの合意によって15ヵ月間の原油減産を発表、そして孫社長のトランプ次期大統領表敬(ニューヨークのトランプタワー)による5兆円対米投資計画発表、と続いた。
 
年が明けた17年3月。サルマン国王が12日に日本を公式訪問した同時期の14日にムハンマド副皇太子は外相と内相を同道して訪米、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談した。
 
大統領に同席したのはペンス副大統領、マクマスター大統領補佐官、クシュナー上級顧問という異例の厚遇だった(プリーバス大統領首席補佐官とバノン首席戦略官は陪席!)。
 
それからの展開が早かった。
 
マティス国防長官がパウエル大統領次席補佐官(アラビア語が堪能)を伴い、4月19日にサウジを訪れてサルマン国王と会談。ムハンマド副皇太子は5月5日に再訪米し、クシュナー上級顧問と会談した。
 
そこで同副皇太子はサウジが駐イスラエル大使を派遣する、イスラエル機のサウジ上空飛行を認めるといった画期的な約束を行い、トランプ大統領2番目の訪問国イスラエルへの配慮を見せたのだ。
 
これでトランプ大統領のサウジ訪問のお膳立てが出来た。
 
20日のトランプ・サルマン会談で米国史上最大規模の約1100億ドル(約12兆円)の武器売却の契約に調印した。
 
「セールスマン・トランプ」の面目躍如である。
 
そして奇しくもサウジが鋭く対立するイランでロハニ大統領が再選された21日、トランプ大統領はリヤド開催された「米アラブ・イスラム・サミット」(イスラム教スンニ派諸国54カ国との首脳会談)で演説、
 
「米国は共通の利益と全体の安全のために、あなた方と共に立つ用意がある」
 
と言明した。
 
同スピーチの草案を書いたのはミラー大統領補佐官だったが、肝心な件はクシュナー上級顧問が朱入れしたという。
 
36歳のクシュナー氏と31歳のムハンマド氏が新たな「中東和平」に向けたキーパーソンとなった瞬間である。
 

残雪の鳥海山を背に黄色いじゅうたん…秋田
 
 2017年05月27日 09時29分 読売
 
 鳥海高原の菜の花畑がようやく見頃を迎えた。
 
 秋田県由利本荘市矢島町城内の桃野地区の花畑も26日にはほぼ満開。残雪の鳥海山を背に黄色いじゅうたんが広がり、周囲の木々の新緑と見事なコントラストを描いていた。
 
遅咲きの花は長く持つといい、来月初めまでは楽しめそうだ。
 
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 管理するNPO法人「あきた菜の花ネットワーク」によると、今年は雪が深かったせいで花の育ちが例年より2週間ほど遅く、16日から23日までの「菜の花まつり」には間に合わなかった。
 
その後の好天続きで開花のピッチが速まり、待望の満開を迎えたという。
 
 26日も市民や観光客がマイカーで訪れ、花畑の散策を楽しんだ。
 
愛知県のいとこを案内してきた矢島町七日町の女性(80)は
 
「本当にきれい。若い頃は鳥海山のてっぺんまで登ったが、この季節の山が一番いい」
 
と笑顔を見せ、携帯電話のカメラで記念写真を撮っていた。

トランプ氏「北朝鮮問題、解決する」…日米会談
 
 2017年05月26日 22時00分 読売
 
 【タオルミーナ=田島大志】
 
安倍首相は26日午前(日本時間26日夕)、主要国首脳会議(タオルミーナ・サミット)に先立ち、サミット会場近くのホテルでトランプ米大統領と会談した。
 
 両首脳は弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に対し、圧力を強化する方針を確認し、日米防衛体制の能力向上に向けた具体的な行動をとることで一致した。
 
 両首脳の会談は、首相が訪米した今年2月以来2回目で、約55分間行われた。会談の冒頭、トランプ氏は
 
イメージ 1北朝鮮の問題は世界的な問題だ。絶対、解決する
 
と強調。首相は
 
北朝鮮はもちろんのこと世界の様々な課題について連携を確認したい
 
と語った。
 
 両首脳は、北朝鮮問題について
 
「今は対話ではなく圧力をかけていくことが必要」
 
との認識で一致。
 
「中国の役割が重要」
 
として、中国にさらに大きな役割を果たすよう働きかけていくことを改めて確認した。
 

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