三十七歳のフジブ氏は医学生時代、台湾の長庚医院で一か月間勤務した経験があるそうだ。だから遠い欧州にあっても、知台派、親台派なのだろう。少なくとも「一つの中国」というものが、侵略主義の宣伝であるのは知っているはずだ。

こうしたフジブ氏の発言は、台湾ではもちろん歓迎され、メディア各社が競って報じた。そしてその際、同氏に同調するプラハ市議会議員の次の言葉も紹介されている。

「プラハでは動物園にパンダがいるかいないかより、人権の方が重要なのだ」 mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3350.html?sp

日本政府などのパンダ外交も噴飯ものである。金のためのChinaの提灯持ちの経済界も世界の笑いものである。言うべきことはきちんと言わなければ個人としての尊厳はない!

松浦晋也
@ShinyaMatsuura
Replying to @ShinyaMatsuura
日本の中国化(経済と科学技術政策以外)というのを、ほんと憂慮しているのだが、これはもう日本の北朝鮮化と言う他ない。後は彼女がNHKに出て、国会質問と同じことをアナウンサーに変わって大仰な口ぶりで話せば一丁上がりだ。


強権に立ち向かうプラハ市長

2019.10.17 Sankei

中央ヨーロッパ有数の都市、チェコ共和国の首都プラハ。1968年春から夏にかけて起きた民主化運動「プラハの春」が有名だ。

軍事介入してきたソ連軍の戦車に、無防備の市民が勇敢に立ち向かう写真が世界中に衝撃を与えた。あれから51年が過ぎ、プラハは再び注目されている。

 10月7日、プラハ市政府は、中国の首都、北京市との「姉妹都市」関係の解消を決定した。

決断したのは、昨年11月に当選した若き市長、ズデニェク・フジブ(Zdenek Hrib)氏(38)。姉妹都市協定の第3条に

「(台湾を中国の不可分の一部とする)一つの中国」

条項が含まれていることが理由だ。

1


 プラハと北京が姉妹都市関係を締結したのは2016年だった。

フジブ市長が当選後、北京市に対して

「都市間の交流に、直接関係のない主権問題を条件にするのはおかしい」

と、同条項の削除を求め続けたが、拒否されたため、関係解消に踏み切ったと地元メディアなどが伝えている。



プラハ市長、台湾総統特使と会談 北京市と姉妹関係解消後初

2019年10月16日 16時28分  epochtimes.jp

 チェコ共和国首都プラハのズデニェク・フジブ(Zdeněk Hřib)市長は14日、「総統特使」としてチェコを訪ねた台湾外務省の徐斯倹・次官と会談した。双方は、先週プラハ市が中国北京市との姉妹友好都市関係を解消したことについて意見交換した。

1


台湾国営メディア「中央通訊社」14日付によると、徐次官はプラハで開催する国際会議「フォーラム2000」に出席するため同市を訪問した。次官は、フジブ市長、チェコ海賊党に所属するプラハ市議員とチェコ下院議員、シンクタンクの責任者らと会談した。

中国当局とチェコは2016年3月、北京市とプラハ市の姉妹都市協定を結んだ。協定の中で、中国側はチェコに対して、「1つの中国」の原則を順守し、「台湾は中国の不可分の領土である」と認めるよう要求した。同市政府は、中国当局に同内容を削除するよう求めてきたが、中国側からの返答は得られていない。市は7日、姉妹都市関係の取り消しを決定した。

3年前までプラハ市議員を務めていたチェコ下院のヤクブ・ミカレフ(Jakub Michálek)氏によれば、当時、市議員は中国側の「1つの中国」との主張について強く対立した。市議会は2回の投票を経て、姉妹都市協定を承認したという。

中央社によると、徐次官とフジブ市長はフェイクニュース対策に関しても意見を交換した。台湾では来年1月11日に総統選挙が行われる予定。次官は、フェイクニュースによる選挙への影響を回避するため、台湾政府が偽情報を流布する者を処罰できるよう立法を目指していると明らかにした。

チェコで1989年、当時の共産党支配を倒した民主化革命、ビロード革命が発生し、今年はその30周年にあたる。