安倍内閣支持率、4ポイント増の48% 時事世論調査

2019年11月15日17時01分 時事

 時事通信が8~11日に実施した11月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比4.3ポイント増の48.5%、不支持率は同3.6ポイント減の29.4%となった。

2閣僚の辞任や大学入試への英語民間試験の導入見送りなど、政権の不手際が相次いだにもかかわらず、支持率は上昇した。

1一方、政府は13日に首相主催の「桜を見る会」を来年度は中止することを決定したが、調査期間とは重なっていない。

 内閣支持の理由(複数回答)は

「他に適当な人がいない」23.0%、
「リーダーシップがある」13.1%など。


支持しない理由(同)は「期待が持てない」14.3%、「首相を信頼できない」13.8%などだった。

 政党支持率は、

自民党が前月比2.6ポイント増の30.1%でトップ。

立憲民主党は同2.7ポイント減の3.1%で、公明党の3.7%を下回った。

2以下、

共産党2.0%、
日本維新の会1.3%。
社民党とれいわ新選組はともに0.6%、
国民民主党とNHKから国民を守る党はともに0.2%

だった。

 調査は台風19号の影響を受けた一部地域を除き、全国18歳以上の男女1986人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は62.5%だった。