天体・Astronomy

ロシア隕石、その後
 
湖に落ちたのは上空で爆発したものの一部らしい。湖に隕石が墜落する瞬間を見ていた幸運な漁師もいたという!!湖面の雪が5メートルほど舞い上がったのに氷が割れないのか??

 Colorado State University scientists identify visible, infrared imagery left by meteor across Russia
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図1 news.colostate.edu/Release/6670
 
 Russian meteorite fragments fetch stratospheric pricesBut, with one small piece costing up to £6,500, how can buyers tell whether they are getting the genuine article?
 
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図2guardian.co.uk/science/shortcuts/2013/feb/18/russian-meteorite-fragments-stratospheric-prices

Russia Meteor: Former Astronaut Says 'Universe Is a Crowded Place'by Jeanna Bryner, LiveScience Managing EditorDate: 17 February 2013 Time: 12:12 PM ET
 
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図3space.com/19844-russia-meteor-former-astronaut-says-universe-is-a-crowded-place 
 
 
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図4A Urals Federal University scientist examines pieces of porous black rock, reportedly fragments of the meteor that spectacularly plunged over Russia's Ural Mountains. Picture: AFP/Ural Federal University/ Alexander Khlopotov

The vapour trail left behind by the Russian meteor can be seen on the horizon of this photo from the Meteosat-10 …

 
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図5 ca.news.yahoo.com/blogs/geekquinox/russian-meteor-trail-seen-space-174211552

 ロシア隕石落下、目撃の漁師「5メートルほど雪が舞い上がった」
 
SankeiBiz 2013.2.20 14:39【チェバルクリ=佐々木正明】
 
ロシア南部チェリャビンスク州に落下した隕石について、同州チェバルクリ湖で隕石の一部が湖面に落ちたもよう目撃した漁師が19日、産経新聞の取材に、
 
「氷上に隕石が打ち付けた際に、湖面の雪が5メートルほど舞い上がった」
 
などと衝撃の強さを語った。
 
 チェバルクリ湖畔に住むオレグさん(52)は、隕石が落下した15日午前9時すぎ、同湖で氷上に穴を開けて釣りをしていた。
 
 大気圏に突入した隕石はチェリャビンスク州上空20-25キロで爆発し、幾つかの破片に分かれて降下。その一部が湖に激突して直径8メートルの穴を作った
 
 オレグさんは閃光を目撃した後、チェリャビンスク市の東の空から「ヒュー」という甲高い音が湖に近づいてくるのを聞いたという。
 
 湖面に隕石が打ち付けた後、雪と水しぶきが空高く舞い上がり「最初、飛行機が落下した」と思ったオレグさんは、すぐに非常事態省に連絡した。
 
 穴の周囲から隕石の破片を採取した専門家は
 
「湖の底には、重さ100キロほどの隕石の一部が沈んでいるはずだ」
 
と語っている。
 
 
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 ロシア南部チェリャビンスク州のチェバルクリ湖で、15日朝の隕石落下の瞬間を目撃したオレグさん。当時、氷上に穴を開け釣りをしていた=19日午後、チェバルクリ湖で(佐々木正明撮影)

映像を見ると銚子鹿島灘に落ちた火球に似た輝きをしているが、煙の量がすごい筋になっている(UFOではない)。北鮮のミサイルでもなさそう。ロシア軍の迎撃ミサイルで隕石打ち落とし??

落下か空中爆発の衝撃波でガラスなどが壊れたものと推察される。
 
Russia Meteor shower- Sonic Boom Rocks Russian Neighborhood
http://www.youtube.com/watch?v=kKld9ftxBvQ
 
 
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建物に衝突したのか海や平原に落下したのかは後続の情報に期待。ビデオを見ると閃光の後で数回爆発音らしい。
 
とても興味深い映像でネット時代の賜物である。1908年のツングースカの火の玉落下事件TUNGUSKA EVENT とは状況が違う。
 
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(world-mysteries.com/sci_tunguska)  北緯60度55分0秒東経101度57分0秒
 
2013年はローマ法王の突然の退位といい、変化の年ですね。チェラビンスク州 北緯55度10分、東経61度24分には核施設があるのが気になる。
 
 
隕石落下、150人以上負傷か…露主要メディア
 
読売 2月15日(金)15時28分配信 【モスクワ=寺口亮一】
headlines.yahoo.co.jp

ロシア主要メディアによると、ロシア中部チェラビンスク州など、ロシア中部からカザフスタンにかけての広い範囲で15日午前、隕石とみられる物体が落下した。
 
 窓ガラスが割れるなどしたため、約150人が負傷しているという。
 
 露テレビやインターネットは、何らかの物体が上空に白い線を描きながら落下する様子を伝えた。
 
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RUSSIA METEOR 15/02/2013 Russian Meteorite / Meteorito en Rusia 3
  http://www.youtube.com/watch?v=xRSikKADDhQ
 
  Meteorite Falls In Russian Urals Chelyabinsk region UFO? 2/15/2013 .
   http://www.youtube.com/watch?v=9wkMuEzYwkw
 
   Incredible Russian Meteor Strike UFO stirred panic in Rural areas .
   http://www.youtube.com/watch?v=-C1r6_2x1-g
 
 
 

旧ソ連 広がる核汚染 チェリャビンスク秘密核施設 2 .
 
 
 
 
ロシア隕石落下で150人超負傷か、上空にオレンジ色の閃光
 
 2013年 02月 15日 17:17 JST [チェリャビンスク(ロシア) 15日 ロイター] 
 
ロシア非常事態省は、ウラル地方で15日未明に閃光を伴う大きな爆発があり、隕石落下による可能性が高いとの見方を示した。150人以上が負傷したとの情報もある。

チェリャビンスクの住民は、空に燃える物体を目撃したと証言。ロイター関係者の話では、大きな爆破音が聞こえ、ビルの19階でも衝撃波を感じたという。
 
提供された映像には、オレンジ色の光を放って上空から高速で落下する物体が映っている。
 
また、落下直後に撮影されたロイターテレビの映像では、上空に一筋の煙が残っているのが確認できる。
 
被害を受けたとみられる工場は、えぐり取られたように壁の一部がなくなっており、辺りにはがれきが散乱している。
 
目撃者によると、被害があった地域では、車の警報音や窓ガラスが割れる音が聞こえたという。携帯電話も断続的につながらない状態が続いた。

 
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2月15日、ロシア非常事態省は、ウラル地方で閃光を伴う大きな爆発があり、隕石落下による可能性が高いとの見方を示した。150人以上が負傷したとの情報もある。写真はアマチュアビデオの映像から(2013年 ロイター)


落下の隕石は約10トンか=硬い物質で燃え尽きず―ロシア

時事通信 2月15日(金)21時10分配信 【モスクワ時事】

headlines.yahoo.co.jp

ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州上空で15日、落下・爆発した隕石(いんせき)について、ロシア科学アカデミーは重量10トン前後で、非常に硬い物質でできていたとの見方を明らかにした。タス通信が伝えた。

 隕石は秒速15~20キロの速度で大気圏に突入し、高度30~50キロで分解した後、同5~15キロで爆発

大部分は燃え尽きたが、一部の破片は地上に落下した可能性があるという。

 同アカデミーによれば、同じような規模の隕石は年に数回の割合で宇宙空間から落下しているが、通常は高度30~50キロの上空で燃え尽きる。

今回比較的低高度まで落下したのは、鉄のような硬い物質でできていたためとみられるという。

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photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2013/02/15meteorite1/

直径45メートルの小惑星、16日未明に最接近
 
2013年2月14日11時25分  読売 【ワシントン=中島達雄】
 
直径約45メートルの小惑星「2012DA14」が日本時間16日未明、地球に最接近し、約2万7700キロ・メートルの上空を通過する。
 
 静止衛星の軌道の内側に入り込むが、米航空宇宙局(NASA)によると、地球や人工衛星に衝突する心配はないという。
 
 この小惑星は昨年2月、スペインの天文台で発見されたばかり。気象衛星や通信衛星などがある高度約3万5800キロよりも低い位置を通ることになるが、NASAの軌道計算では衝突しそうな人工衛星はないという。
 
国際宇宙ステーション(ISS)は高度約400キロを周回しているので、影響はない。
 
 最接近は日本時間午前4時24分頃で、インドネシア・スマトラ島沖のインド洋上空を時速約2万8100キロで横切る。
 
               ◇
 
 国立天文台によると、日本では16日午前3時30分~4時頃、南西の空に見え始め、午前5時頃、しし座付近を通り過ぎる。
 
探す時はしし座の1等星レグルスが目印になる。しかし、明るさは7等星程度で非常に暗く、肉眼で見ることはできない。
 
双眼鏡や望遠鏡を使う必要があるが、星の観察に慣れていないと、探し出すのは難しいという。
 
 
 
ロシアに隕石落下か=4人負傷の情報
 
 インタファクス通信によると、ロシア非常事態省は15日、ウラル地方に隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、4人が負傷したと明らかにした。
 
隕石落下により負傷者が出るケースは極めて珍しい。
 
(時事2013/02/15-14:31)
 

900年ぶり天文ショー 金環日食まで1週間
 
2012.5.13 18:35  産経
 
 世紀の天文ショーと期待される金環日食まで14日で1週間。日本で広範囲に起きるのは932年ぶりで、金環日食にならない地域でも、太陽が細い三日月のような形になる部分日食が期待できる。
 
 太陽がリング状になるのは21日午前7時半前後。
 
今回の金環日食は、中国南部から日本を通り、北米に至る細い帯状の地域で起きる。
 
その面積は地球表面の約0・7%に過ぎないが、日本の場合は大阪、名古屋、東京などの大都市をカバーする好条件となった。
 
 
 
 
 国立天文台によると、金環日食は世界のどこかで平均、年に1回ほど起きているが、観測できる地域は限られる。
 
日本の本州で起きるのは129年ぶりで、今回のように広い地域で起きる次回の金環日食は300年後という。
 
 21日ごろの天気は、北日本は高気圧に覆われておおむね晴れるが、東日本から西日本にかけては、気圧や気流の影響で雲が広がりやすく、雨が降るところもある。
 
 
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naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/about

Asteroid Vesta
小惑星ベスタ、月と似た構造 太陽系初期の原始惑星
                            
2012年5月11日 10時55分   東京新聞
 
 月と似た構造の小惑星ベスタ(米科学誌サイエンス提供)
 
  【ワシントン共同】
 
米航空宇宙局(NASA)の研究チームは10日、火星と木星の間にある小惑星ベスタが、約45億年前の太陽系初期にできた原始惑星の生き残りで、月とよく似た構造を備えていることを突き止めたと発表した。
 
 
 直径約530キロのベスタは、中心部に鉄でできた核があり、外側が地殻で覆われた層構造になっているのを無人探査機ドーンの観測で確認。
 
NASAは
 
「分かっている中では、太陽系初期の唯一の生き残りだ」
 
としており、地球や月の誕生の謎解明に役立ちそうだ。
 
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ibtimes.com/articles/191802/20110803/aseroid-vesta-snowman-photographs
 
Wiki情報

ベスタまたはヴェスタ (4 Vesta) は、将来的に準惑星に分類される可能性がある太陽系の小惑星の一つ。
 
1807年3月29日にドイツのブレーメンでハインリヒ・オルバースによって発見され、古代ローマの女神ウェスタにちなんで名付けられた。
 
命名者はカール・フリードリヒ・ガウス
 
ベスタの発見は1801年のケレス(2006年以降は準惑星)以来4例目であるが、以後1845年にアストラエアが見つかるまで小惑星の発見は途絶えることとなる。
 
ベスタの直径は468 - 530kmと、小惑星帯(メインベルト)では3番目の大きさであり、四大小惑星の一つに数えられる。ベスタの表面は他の小惑星に比べて格段に明るいため、条件さえそろえば小惑星の中では唯一、肉眼で見ることができる。
 
また、ケレスなどとともにハッブル宇宙望遠鏡とケック望遠鏡により詳細な観測がなされている。
 
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P2  Asteroid Vesta reveals clues about the solar system’s birth
  blog.chron.com/sciguy/2012/05/astronomers-observation-of-vesta-takes-them-back-to-the-solar-systems-birth
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ベスタと他の小惑星を分ける特徴の一つとして、内部が分化している(地球のような層状構造を持つ)点が挙げられる。
 
中心部には鉄とニッケルからなる核があり、その外側にカンラン石からなるマントルを持つ。
 
表面は溶岩流に起因する玄武岩からなり、かつて小規模ながら火山活動が存在したと考えられている。
 
これらの特徴は、太陽系の歴史の初期においてベスタ内部が相当の熱量により融解していたためであると考えられる。
 
ベスタのような層状構造を持つ分化小惑星は、かつては複数存在していたと考えられており、このような小惑星が衝突などによって破壊されたことが、太陽系に存在する小惑星の組成の違いの原因になっていると考えられている。
 
金属質の小惑星は、古代の分化小惑星の核に由来し、岩石質の小惑星はマントルや地殻に由来すると考えられる。
 
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もっとも、ベスタも太陽系形成期の姿のまま残っているわけではないと考えられている。
 
ハッブル宇宙望遠鏡による観測により、ベスタが形成してから10億年ほど経った時期に作られたと考えられる、直径460kmのクレーター、レアシルヴィアが南極に発見されている(さらに、ドーンによりレアシルヴィアに隣接してさらに古いクレーターの跡も発見されている)。このクレーターが他の小さなV型小惑星の起源になっているかもしれないと考えられており、(1929) コッラー (Kollaa) や (3850) ペルチャー (Peltier) などの小惑星がそのような天体の候補として挙がっている。
 
また、1931年にチュニジアに落下したタタフィン隕石 (Tatahouine meteorite)、2003年にモロッコとアルジェリアの国境付近で発見された“NWA (Northwest Africa) 1929”隕石もベスタ起源だとされている。
 

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